バイクシーズン前の点検ポイント
寒さが緩み始めると、楽しいバイクシーズンがやって来ます。冬の間は乗ることの少なかったハーレーに乗って、いざツーリングへ! その前に、長らく乗っていなかったハーレーに不具合がないか点検するのを忘れていないでしょうか。旅の安全をより確かなものにするために、バイクシーズン前にチェックしておきたい車体の点検ポイントについてまとめました。
ボルトの緩みは要チェックポイント
ハーレーのような大型バイクはエンジンによる振動も大きく、知らない間にボルトが緩んでいないとも限りません。最後に乗ったときに点検していたとしても、シーズンオフ中乗っていなかった場合は乗る前にすべてのボルトが緩んでいないか確認をしましょう。
要チェック箇所としては
- ・ライザー
- ・スポーク
- ・ドリブンスプロケット
などがあります。カスタム状況やモデルによってはエンジンマウントやフォークブラケット、リアサスなども念のため点検しておきましょう。ボルトの緩みは、走行中思わぬ事故に繋がるリスクがあります。面倒でも1つ1つ丁寧に点検することをおすすめします。
オイル交換、注油も忘れずに
エンジンオイルやトランスミッションオイル、プライマリーオイルなども必要に応じて交換します。ハーレーはエンジンオイルが減りやすいので、常にストックしておくとよいでしょう。ケーブルやピボットなど、錆びや汚れが気になる部分にはオイルをさし、汚れは取り除いておきます。アクスルシャフトやキャリパー、エアエレメントなども汚れや錆びつきがないかチェックしましょう。
せっかくのバイクシーズンですから、無事故で快適なツーリングを楽しみたいもの。相棒のハーレーを丁寧に点検し、必要なメンテナンスを施して万全の準備で出かけましょう。