シートは交換した方がいい 自分に合ったハーレーのシート

ハーレーのエンジンやマフラーのメンテナンスはチェックしても、意外と見落としがちなのがシートの状態です。擦り切れやほころびなど、長年乗っていても今まで気にしたことはなかった、という人も多いのではないでしょうか。シートは体の重心を乗せる1番大事な部分であり、結構目立つパーツでもあります。ハーレーシートの選び方や、お手入れ方法などについてご紹介します。
シートの状態をチェックしてみる
ふだん乗っているハーレーのシートについて、まずは状態のチェックをしてみましょう。
傷や汚れ、変色などをチェック
日中の明るいうちに、シート全体を目視してみます。チェックするポイントとしては
- ・細かな傷がないか
- ・擦り切れて表面が薄くなっている箇所がないか
- ・汚れや損傷の有無
- ・日焼け、変色
といったところを見ます。
乗り心地をチェック
汚れや傷のチェックができたら、今度は乗り心地を確認しましょう。ふだん走行していてなんとなく座りが悪かったり、車高が高く感じる、足がつかないといった不便さがあるなら、シートがフィットしていない可能性があります。
シルエットをチェック
ハーレーを購入しようと考えたとき、必ず「かっこいい」と感じたモデルとなるものがあったはずです。自分の持っているハーレーのシルエットに満足できているか、シートを替えることによって更にスタイリッシュにできるか、といった点も見ておきましょう。
ハーレーシートのお手入れ方法
ちょっとした汚れや傷なら、シートの手入れをすることで状態が格段に良くすることができます。
オイルと乾拭きはこまめに
色あせや変色、細かい傷やちょっとしたひび割れ程度なら、レザー用のオイルを塗布したり、乾拭きをすることでツヤや色が戻り、かなり美しい仕上がりにできます。また、お手入れすることで耐久性を高め、ダメージ予防にも効果があります。革製品は靴の手入れと同じように、水分を避けてこまめにメンテナンスをすることで、長く美しい状態を保てるのです。
小さなダメージは補修アイテムを活用
小さな破れやダメージであれば、ゴム製シールのような補修アイテムで目立たなくすることも可能です。きれいに補修できる自信がない場合は、シート全体を覆うカバーをかけるのもよいでしょう。
ハーレーシートの変え方、選び方
自己メンテナンスでは改善できないダメージや乗り心地の違和感、シルエットに不満が残る場合は、シートを変えてみましょう。
シートの変え方
ハーレーのシートを変える方法は種類によって多少違いますが、大まかな手順は以下の通りです。
- 1.後部にあるボルトを外す
- 2.後ろへずらす
後ろへずらして外れない場合は、1度前方へ押してから後方へずらします。タンデムシートはまずタンデムベルトを外しましょう。
シートの選び方
シートにはカスタム対応力の高い汎用タイプと、ボルトインで装着できる専用タイプがあります。細かくカスタムしたいなら汎用タイプ、簡単に付け替えたいなら専用タイプを選びます。